未来少年グループのキラリト、世界中のゲーム開発会社とグラフィックデザイナーとを結びつけるクラウドソーシングサイト『graphicker』を2014年8月にリリース。
日本国内最大規模のゲームグラフィックソリューション事業を提供する株式会社キラリト(株式会社未来少年グループ、本社:東京都渋谷区)は、世界中のゲーム開発会社とグラフィックデザイナーとを結びつける、グラフィック制作に特化したクラウドソーシングサイト『graphicker』を全世界に向けて2014年8月にサービス開始することを、6月18日発表した。
スマートフォン向けゲーム市場が拡大し、ゲーム自体も複雑化する中、ゲーム開発に必要なグラフィックの需要も拡大を続けており、質的にも3次元を含むものへと変化するなどニーズが多様化。そのため、一般的にゲーム開発会社はグラフィック制作を外注化しており、昨今では開発費の2割以上がグラフィック外注費に割り当てられていると言われている。
ゲーム開発会社にとっては、必要な量・質のグラフィックを適切な価格でタイムリーに調達できるかどうかが、ゲームのリリース時期やその成否を左右する大きな要因となっている。一方、グラフィックデザイナーにとっては、デザインが専門分化する中、既存のマッチングサイト等では必ずしも条件に合う良い仕事が見つけられないという状況が発生。グラフィック制作に特化し、特に需要の大きいゲーム業界を中心に展開する『graphicker』は、こうした問題を解決するもの。
同サービスは、シンプルかつスピーディなグラフィック制作の受発注を可能にするもので、全世界をターゲットとしており、8月に英語・日本語・中国語・韓国語の4カ国語に対応した形でのサービススタートを予定しており、既に本サービスの利用に関して国内外の大手グラフィック事業会社5社と著名グラフィッカー約50名が登録を表明している。これにより、ゲーム開発会社は全世界から優秀なデザイナーをタイムリーに獲得でき、グラフィックデザイナーは日本を含めた世界中のゲーム開発会社にその実力をアピールできる。
同サービスは、本年8月にサービス開始し、12カ月以内に登録ユーザー10万人、月間取扱高5,000万円を見込んでいる。サービス詳細に関する情報や事前ユーザー登録機能は、同サイトにてサービス開始前から順次提供される。
© KIRARITO INC.
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