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ACCESS、大手アパレルメーカー、ナノ・ユニバースにおいて位置連動型コンテンツ配信ソリューション『 ACCESS(TM) Beacon Framework』の採用を発表。

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株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉)は、本日、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション『ACCESS(TM) Beacon Framework(ABF)』が、株式会社ナノ・ユニバース(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田 浩之)が新たに開発する、自社ブランドのスマートフォン向けストアアプリケーションに採用されたことを発表した。
ナノ・ユニバースは、Beaconと連動した新ストアアプリケーションを、本年9月より、同社の70万人を超える会員に向けて無料配布する予定。

 ナノ・ユニバースは、ヨーロピアントラディショナルをコンセプトに、オリジナルブランドとセレクトブランドを織り交ぜた婦人・紳士向け服飾雑貨の企画・販売を手掛ける大手アパレルメーカー。
現在、「nano・universe」、「nano・universe Library」、「nano・universe The 1st. Floor」、「ODORANTES nano・universe」、「nano・universe BASEMENT」ブランドの下、全国61拠点の実店舗とオンラインでの販売を展開している。同社は、この度、新たに開発するBeaconと連動したストアアプリケーションを活用して、来店ポイントサービスによる実店舗への送客や、オンラインと実店舗が連動したO2O(※1)プロモーションを予定している。

『ABF』は、Beaconを用いたO2Oサービスの開発を大幅に迅速化し、運用を効率化する位置連動型コンテンツ配信ソリューションであり、Beacon(ケース付き)(※2)、ポイントカード・スタンプラリーなど10種類以上のリファレンスアプリケーションが標準で用意された開発キット(SDK)、コンンテンツ制作ツールなどBeaconサービスを開始するのに必要なツールを、ワンストップで提供することが可能。
既存アプリケーションへの実装やBeacon対応の新サービスの開発が容易になるだけでなく、導入後も従量課金のASPサービスとして提供されるで、手間のかかるサーバー運用・管理にリソースを割く必要はない。事業者は、本来の目的である、画期的なO2Oサービスやプロモーション施策の開発に注力することが可能となる。

 ナノ・ユニバースWEB事業グループ/ディレクター 越智 将平氏は、
「当社の顧客は、スマートフォン普及率が高く、トレンドに敏感な20代から30代の層が中心です。『ABF』は、サービス開始に必要なツールがすべて揃っているため、初期投資を抑えつつスピーディに導入できます。導入後も、PC画面で容易に操作できる『コンテンツ制作ツール』なども完備し、サーバー管理の必要もないため、専門のITスタッフは不要です。こうした、コスト面および運用面でのメリットに加えて、GPS対応やGoogle Glassとの連携など、『ABF』の拡張性、先進性が採用の決め手となりました。新ストアアプリを活用して、Beaconを用いた最先端のO2O施策を提供してまいります」と述べている。

【『ACCESS Beacon Framework(ABF)』について】
 『ABF』のBeaconは、Bluetooth SIG(※3)にてBluetooth 正規設計(QDID)(※4)、並びに国内外の電波法認証(日本・FCC(※5)・CE(※6))を取得しているので、複雑で難解な認証テストの必要はなく、お申し込みと同時に電波法に遵守した開発が可能。「iBeacon(TM)(※7) ライセンスプログラム」の認証も取得している。
 また既存アプリケーションへの組み込みや新アプリケーション開発は、オプションとして受託開発でも対応が可能。
 『ABF』はGPS(オプション)にも対応しており、年内にはアジアをはじめとする海外への展開も予定している。


※1 O2O(Online to Offline)とは、実店舗での購入につなげるために、ネットで行う販売促進活動。
※2 株式会社Braveridge(ブレイブリッジ)製を採用している。
※3 Bluetooth SIG(Special Interest Group)は、Bluetooth規格の策定や認証などを行うBluetooth無線技術推進のための業界団体。
※4 QDID(Qualified Design Identification)はBluetooth無線技術を正規設計で実装している製品に対してBluetooth SIGが供与する識別コード。
※5 FCC(Federal Communications Commission)とは、米国の連邦通信委員会。
※6 CE(Communaute Europeenne 仏語)とは、欧州域内で自由に商品の流通・販売を行うための共通の安全認証。
※7 iOS 7の標準BLE機能。

© 2014 ACCESS

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