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未来少年、ネット接続なしに利用できるBluetoothのチャットアプリ『cycro』iOS版を配信開始。

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株式会社未来少年(本社:東京渋谷、代表者:米倉 千貴)は、インターネット接続なしに利用できるチャットアプリ『cycro(サイクロ)』のiOS版を本日(2014年7月2日)サービス開始したことを発表した。Android版は既にリリースされている。

『cycro 』は、インストールした端末であれば、3GやLTE、Wi-Fiなどのインターネット接続がなくてもBluetoothで接続していれば、約9メートル以内(※)のcycroユーザーとのメッセージのやり取りが可能(図1)。
※ 距離は、端末のBluetoothの機能によって変動する。


図1:cycro基本コンセプト – 9m 以内のユーザーとつながる

送信者と受信者との間が9メートルを超える場合でも、その間に9メートル以内の間隔で複数のユーザー端末があり、つながっていれば、それらの端末を経由してメッセージの送受信ができる。この機能は、Android版で実装されており、iOS版では次期アップデート版で実装される予定(図2)。


図2: 中継機能 – 中継端末を経由して、遠くのユーザーともつながる

将来的には、中継する端末が不足している場合、インターネットと接続された端末を経由して遠方のユーザーにメッセージを送ることができる機能を追加する予 定となっている。基本的にはBluetoothによるコミュニケーションを行い、遠距離による断絶を補完するためにインターネットを利用するというものとなる。(図 3)。


図3:追加予定機能 – インターネット接続で、さらに遠くのユーザーとも

Bluetoothによるメッセージ交換は、すでに他のアプリでも実現されているが、『cycro』 が画期的なのは、ユーザー端末を使った専用ネットワークの構築により遠方のユーザーとのメッセージ交換を可能にしている点。この機能により、大規模な天災等によってインターネット接続が得られない状況でも、遠方のユーザーとのメッセージ交換が可能となる。

また、Bluetoothによるコミュニケーションは端末間での直接のデータ送受信であり、インターネット回線を経由しないため、第3者からデータをのぞき見られる可能性が圧倒的に低くなる。このため、機密性を重視する社内でのコミュニケーションなどにも適している。

未来少年社では、『cycro』の技術を用いた新たなコミュニケーションツールを現在開発中で、北米を中心にしたグローバル展開を2014年9月より開始する予定としている。

© 2014 Miraishonen Inc.

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