テックビューロ・ラボと堀江貴文氏、無料のBitcoinウォレット・サービス『zaif』を公開。βユーザー登録を先着順で受付開始。
お気に入りに登録 テックビューロ・ラボ（代表：朝山貴生）と堀江貴文氏（同ラボ・アドバイザー）は、無料のBitcoinウォレット・サービス『zaif』を公開したことを発表した。同時にβユーザー登録を先着順で受付開始した。
『zaif』は、テックビューロ・ラボと、同ラボのテクノロジー・アドバイザー堀江氏により企画されたBitcoinを含む暗号通貨の決済トランザクションや、コンテナ仮想化技術を用いた金融サービスのセキュリティに関する同ラボの研究プロジェクトの一つである。
「Bitcoinを誰にでも安心して気軽に使える暗号通貨として普及させたい」という思いから、「第2の財布」となるべく、「財布’（ダッシュ）」という意味で『zaif（ザイフ）』と名付けられた。
■Bitcoinウォレットサービス『zaif』
『zaif』プロジェクトより、ウォレットサービスが公開された。
同サービスでは、実際に簡単にBitcoinアカウントを開設し、スマートフォンから簡単にBitcoinの送受金が行える無料のサービスである。
現在、同サービスの利用は限定されたαユーザーのみに制限されているが、本日より同ウォレットサービスのβユーザー登録予約が受付開始される。
予約者には、今後メールにて先着順に順次アカウントが発行される。
■アドテック九州2014の基調講演について
本日7月9日に福岡国際会議場で開催されている「アドテック九州2014」の基調講演「九州が誇るイノベーター、堀江貴文氏と感じる新潮流：ビットコインが、通貨の流通に大改革をもたらす。」にて、堀江氏ががメインスピーカーとして登壇し、『zaif』について改めて発表する予定。
■今後の展開について
今後は、Bitcoinの送受金にのみならず、同暗号通貨の売買と言った取引機能も実装される予定。
また、テックビューロ・ラボで管理している、代引きによる電子決済特許「codes」を活用し、代引き決済にて自宅でBitcoinが購入できる仕組みも検討されている。
■Bitcoinとは？
Bitcoin（ビットコイン）とは、管理する国家や中央サーバーがなどが存在せず、トランザクションの符号化処理を承認する無数のコンピューターのCPUパワーによって、P2P方式で計算されることによって取引が成立する、世界で最も普及している暗号通貨（Crypt Currency）である。
欧米では普及が進み、カフェなどの飲食店で利用できるだけではなく、衛星テレビネットワークの料金や、大学の学費、航空券購入の支払いなどにも利用が可能である。
日本でもいくつかの取引所がサービス開始しているだけではなく、現金を出し入れできるBitcoin ATMも設置されている。
© 2014 Tech Bureau, Inc.
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