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インスタグラム、消滅型メッセージングアプリ『Bolt』を発表。ニュージーランド、シンガポール、南アフリカのみで実験的に開始。

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7月30日付NDTVは、インスタグラムが消滅型メッセージング・アプリ"Bolt"を発表したことを伝えた。
元記事:http://gadgets.ndtv.com/apps/news/instagram-launches-bolt-messaging-app-to-rival-snapchat-567817
インスタグラムは、映像をいままでよりも簡単に送信できるメッセージングアプリ"Bolt"を発表した。このアプリを使えば、写真ならば一度のタップで、ビデオなら長押しすれば、送信することができる。送信中のものを取り消すには、スマホをシェイクするか、写真やビデオをスワイプすればよい。受信した写真やビデオは、閲覧すれば消えてしまうが、受信者は返事を送ることもできる。

bolt

消えるメッセージング・アプリをリリースする動きは、最初、Snapchatによって人気が出て以降、各社(先月、Slingshotアプリを発売したインスタグラムの親会社であるFacebookも含む)ほぼ同様の方式を取っている。
人気のある出会いアプリTinderも先頃、Momentsという写真を消す機能を加えた。
注目すべきはYahooが買収したBlinkである。これもまた消滅型メッセージング・アプリであるが、Yhooからの提供はいまのところ行っていない。

現在、Boltが利用可能なのは、"Thr Verge"によればニュージーランド、シンガポール、南アフリカのみである。Google Play IndiaとApp Storeのリストに載ってはいるが、Google Pkayでは「そのデバイスでは互換不能」と、地域外では使用できないことが表示される。

「もうすぐほかの地域でも使用できるようになるでしょう。まずはいくつかの国で始めることで、経験を重ねることができると思っています」とインスタグラムのスポークスマンは声明のなかで語っている。

Boltを使えば、友人に一度にひとつ、メッセージを送ることができ、アプリで写真やビデオにテキストの書き込みをすることもできる。このアプリを使えば、特定のユーザーが求めるインスタグラムの画像を、一度に一枚ずつ共有できる。
その他、Google Playストアのリストによれば、一度のタップで写真を撮って送る機能、未編集の写真やビデオをやりとりできる人を、スマホに登録している内から最大20人まで、加える機能、スワイプで写真やビデオを消す機能などがある。

Boltのカタログによれば、ユーザーは自分の電話番号で登録する必要があり、emailアドレスは必要ない。

インスタグラムの親会社Facebookは、先ごろ消滅するメッセージング・アプリ、Slingshotを発表したばかりで、いくぶん混乱を招いている。なぜFacebookは同じ領域でふたつの異なったアプリを提供しようとしているのか?

インスタグラムがBoltと異なる点は、Slingshotが一度に複数の相手にメッセージを送ることができ、さらに受信者は受け取ったものを見ようと思えば、自分も写真を送り返さなければならない、という点である。

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