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Timexの新しいスマートウォッチ『Timex Ironman One GPS+』、ランナーやフィットネスユーザーに最も適したデバイスへ。

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Business Insiderは、Timexが発表した『Timex Ironman One GPS+』について、以下のようにレポートしている。
元記事:http://www.businessinsider.com/timex-ironman-gps-one-2014-8#ixzz39fexiEnT

8月6日、Timexが発表した新しいスマートウォッチ、399ドルの『Timex Ironman One GPS+』のおかげで、フィットネス熱は加速するはずだ。ランニングスピード、距離、ペースを追跡できる機能はすばらしい。
もっともこのスマートウォッチの何よりめざましい機能は、スマホにつながなくてもメールの送受信ができるという点。

timexsmartwatch

この機能を搭載したスマートウォッチは、『Timex Ironman One GPS+』が初めてではないのだが、ウェアラブル・デバイスとしては、広く行き渡るものになるのではないだろうか。
たとえばSamsungは、『Gear Solo』という通話機能付きのスマートウォッチを開発中だと噂されている。
また、2013年に公開された『Neptune Pine』は、手首装着型のミニチュア版スマホとでもいうべき機能を持っている。

Timexのスマートウォッチがそれらと異なるのは、フィットネスに焦点をあてているという点である。
『Ironman One GPS+』(=アイアンマン)という名前が意味するように、トレーニングやコースでの自分の進歩をアップロードしたい熱心なランナーの要求を満たしている。
このスマートウォッチのメール機能は、人と交流することよりも、安全と進捗状況を追跡することに主眼点がおかれている。
スマートウォッチにはショートメッセージサービスはサポートされていない。また、『Neptune Pine』や『Gear 2』のように電話をすることもできない。emailベースで機能する。

たとえば、ケガをしたり、助けが必要となったとき、"Find Me"機能を使えば、自動的に登録相手にメールが発信される。
また友人や家族が、その場所を発見するための、追跡モードも組み込まれている。
さらにこのスマートウォッチは、レースやイベントで使うことができるように、パブリックトラッキングモードもサポートされることになるという。

たとえばマラソンをしているとしよう。スマートウォッチから、ランナーを追跡している登録相手やソーシャルメディアを選んで、アラートを送信することができるのである。

スマートウォッチには水や砂埃にも防御機能が組み込まれているので、ダメージを気にすることなく、水深50メートルの水中にも潜ることができる。
さらに4GBの内蔵ストレージも搭載されているので、音楽を取り込むこともできる。そうしてBluetoothのヘッドセットで聞くことができるのだ。

このスマートウォッチはQualcomm's Mirasolのディスプレイ技術を用いた初めての製品である。
どんなに明るい日光の下でも、スクリーン上の文字を読むことができるのである。

『Ironman One GPS+』を使っていれば、スマホを使う必要がない。使えない、という意味ではないのだが。
スマホと同期させることができる。
このスマートウオッチに、メール機能に特化したアプリを搭載することも可能で、最初にユーザーがセットアップする時にはヘルプもおこなってくれる。
アプリによってはトレーニングのフィードバックに対応していない場合もある。

搭載機能を考えれば、相対的には低価格であるといえる。
『Ironman One GPS+』は先行予約価格399ドル。AT&Tの一年間の携帯電話サービスが含まれているが。
シンプルなフィットネスバンドやスマートウォッチの価格、たとえばJawbone UP24 が130ドル, Fitbit Flex が99ドルであることを考えると、かなりの高額である。

通話可能なNeptune Pineの価格は335ドル、Samsung Gear 2が300ドル。
Timexによれば、新しいスマートウォッチは、こうした一般消費者向けのガジェットを搭載したスマートウォッチと競合するようにはデザインされていないという。
『Ironman One GPS+』は、平均的なフィットネスバンドより、ずっと先進的であるといえる。

最大の技術イベントである国際家電ショーにおいて、本年は、メール機能を持ったフィットネスバンド、あるいは逆のパターンのものが数多く登場していた。

かならずしも電話と結びつく必要のない数多くのデバイスが、続々と市場に参入していることの明確なサインであるといえる。

近い将来、着信音が鳴らないかと携帯電話をにぎりしめている必要がなくなりそうである。

※すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。

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