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レピカ、AR動画再生アプリ『marcs』いとう漁業協同組合に採用される。すり身製品のパッケージにスマホにかざすと調理紹介動画が再生。

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AR技術をベースにスマートフォン事業を手掛けるアララ株式会社(レピカグループ、本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井陽介 以下アララ)は、9月4日、静岡県伊東市のいとう漁業協同組合(以下 いとう漁協)の製品プロモーションにアララが提供する『marcs(マークス)』が採用されたことを発表した。
 

アララは、国内外300件以上の導入実績をもつスマートフォン向けARプラットフォームサービス「ARAPPLI(アラプリ)」の実績を踏まえ、株式会社エーエヌラボと共同で、AR動画の再生に特化した新サービス『marcs』の提供を今年3月に開始した。『marcs』を利用すると、「MARCS STUDIO」と呼ばれるWebブラウザの管理画面で画像と動画を登録するだけで、簡単にAR動画コンテンツを作成することが出来る。作成したAR動画は、スマートフォンアプリ『marcs』を使って、簡単に視聴することができる。

いとう漁協では、毎朝水揚げされる魚の中で、魚体のサイズが規格外の鮮魚などに付加価値を付けて市場に送りだすことに注力しており、定置網で水揚げされた魚を新鮮なうちにすり身に加工(製造)し販売している。その中で、そのような加工商品の魅力・調理法をどのように訴求していくかが課題となっていた。

今回の取組みでは、いとう漁協が加工(製造)・販売している魚のすり身「サバ男くん」のパッケージについたロゴにAR動画再生アプリ『marcs』を起動したスマホをかざすと、すり身製品を使った調理例の紹介動画を見ることが出来る仕組みとなっている。紙面だけでは伝えきれない情報を分かりやすく紹介できること、またQRマーカーではなく、ロゴによる認識が可能なことからパンフレットや販促物でも活用できる点を評価されている。

今後は、いとう漁協の直営食堂だけでなく都内の飲食店でも「サバ男くん」を使ったメニューが採用される予定であり、店内のメニューブックにスマホをかざすとメニュー開発にかける想いや裏話など生産者の生の声を視聴することができる仕組みも検討している。

また、アララでは、これをきっかけに伊東市をはじめ、全国の一次産業活性、地方活性を支援するべく、各地の漁協や農協に働きかるとし、これからも『marcs』は、静止画だけでは伝えきれない情報を動画によって配信し、新しい映像体験を提供していくとしている。
 

【AR動画コンテンツの楽しみ方】
① 「App Store」か「Google Play」から無料アプリ『marcs』をダウンロード
② 『marcs』を起動し、商品パッケージのキャラクター画像にかざす
③ スキャンが成功すると、特別映像の再生が始まる
※動画再生中に画面をタップするか、動画再生が終了するとメニューが開く。「ウェブサイト」をタップするとWebページに遷移する。
 

【いとう漁業協同組合について】
いとう漁業協同組合は、魚市場の開設、漁業自営(定置網等)の経営、氷の製造販売、直営食堂「波魚波」の経営、スキューバーダイビングの経営等、合計10種類の事業を展開している総合企業である。各地の漁業協同組合の設立をうけ、平成22年4月熱海市にある網代港漁協と合併すると共に名称を「いとう漁協」とし、現在に至る。"獲る・造る・売る"の一次、二次、三次の産業(六次産業化)について総合的に取り組んでいる。その一環として平成22年9月に地産地消と魚食普及を目指して、直営食堂"波魚波"を開店した。

 
© 2014 arara inc.

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