VOYAGE GROUPとadingo、SSP「Fluct」において、Googleが運営するDSP 「DoubleClick Bid Manager」と連携を開始。
株式会社VOYAGE GROUP(東京渋谷区、代表取締役社長兼CEO:宇佐美 進典)の連結子会社で、広告配信プラットフォーム事業を展開する株式会社adingo(東京都渋谷区、代表取締役:古谷 和幸)は、10月16日、提供するSSP(※1)「Fluct」において、Googleが提供するDSP(※2)「DoubleClick Bid Manager」と連携を開始したことを発表した。
現在「Fluct」では、メディアの収益最大化支援を強化するため、国内外問わずDSPの連携を積極的に進め、広告1表示(1インプレッション)毎の広告配信のさらなる最適化に取り組んでいる。今回の連携により、「Fluct」を利用するメディアに「DoubleClick Bid Manager」から配信されるRTB(※3)広告を提供することが可能になり、CPM課金(インプレッション課金型)での広告配信量が増加するため、メディアの収益最大化を図ることができるようになる。
【DSP「DoubleClick Bid Manager」とは】
DSP「DoubleClick Bid Manager」は、Googleが提供するインターネット広告プラットフォーム「DoubleClick Digital Marketing」の1つで、ディスプレイ広告購入の最適配信をするDSPである。ユーザー属性や関心分野、購入意向、広告主の目的に応じてターゲティングされた最適な広告枠に対してリアルタイムに自動入札をかけ、広告効果の最大化をはかるためのツールである。
【SSP「Fluct」とは】
SSP「Fluct」は、提携する複数のアドネットワーク (※4)やDSP、純広告など、様々なWEB広告の中から最も収益性の高い広告を配信し、提携メディアの広告収益最大化および広告効果の向上を図る広告配信プラットフォームである。2010年12月のサービス提供開始以降、PC・モバイル・スマートフォンメディア/アプリに対応し、現在5,000以上のメディアに導入され、月間約200億を超えるインプレッションの広告在庫を提供している。また、国内主要アドネットワークを含む30社以上のアドネットワークと連携しており、国内外のメディアへ最適な広告を配信し、提携メディアの収益化向上に取り組んでいる。今後も、新機能開発や改善を進めるとともに、RTBに対応した海外DSPとの連携にも積極的に取り組み、SSP事業者として提携メディアの収益化支援をさらに強化していくとしている。
※1)SSP:Sell-Side Platform(セルサイドプラットフォーム)。メディアの広告収益を最大化させる仕組み。
※2)DSP:Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)。広告主のROIを最大化する仕組み。
※3)RTB:Real Time Bidding(リアルタイム入札)。広告の1表示(1インプレッション)毎にリアルタイムのオークション方式で広告を選択するシステムで、広告主や広告会社から入札された中から最も単価の高い広告が配信される仕組み。
※4)アドネットワーク:一事業者のアドサーバーから、複数事業者のメディアサイトにまたがって広告を配信するサービス。
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