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KADOKAWAとドワンゴ、経営統合へ。株式会社KADOKAWA・DWANGOを設立。

2014/05/15

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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原 眞樹)と株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木 隆司)とは、対等の精神に基づき共同株式移転によりKADOKAWAとドワンゴの完全親会社となる株式会社KADOKAWA・DWANGOを設立する方法により経営統合することについて合意に達し、本日、それぞれの取締役会の決議に基づき、統合契約書(以下、本統合契約)を締結するとともに、統合持株会社設立のための株式移転計画書を作成したことを発表した。

KADOKAWAは、出版事業、映像事業、版権事業、デジタルコンテンツ事業等を行い、優れたコンテンツ創出力とブランドを活かして、世界で通用するIPの創出と国内外での事業展開の強化に向けて邁進きた。平成25年10月には、連結子会社9社を吸収合併し、事業会社としての強固な基盤を確立するとともに、IPを核とした多種多様な領域をカバーするメガコンテンツパブリッシャー、デジタルコンテンツプラットフォーマーとして、新たなサービスに挑戦している。

ドワンゴは、モバイル端末向けコンテンツ配信サービスやゲームソフトの開発・販売、ライブイベントの運営、そして日本最大級の動画サービスであるniconicoを展開し、その扱うコンテンツの独自性や特異性、ユーザー同士のコミュニケーションから生まれる創作文化の支持を受け、「ネット」と「リアル」が融合する次世代ネットワーク・エンタテインメント分野での事業展開を推し進めてきた。niconicoは、平成26年3月末現在で登録会員数3,936万人、有料のプレミアム会員数223万人を有するプラットフォームに成長しており、変化の激しい業界において、今までにないユニークなサービスの創造に継続的に取り組ん
KADOKAWAの優れたコンテンツ編集力を活かし、ドワンゴのプラットフォーム上でUser Generated Contentとして創出される多様なコンテンツをプレミアム化し、メディアミックスを含めたKADOKAWAの販売・流通施策を通じて、KADOKAWAにおけるコンテンツ販売事業を最大化したいとする。

魅力あるKADOKAWAのコンテンツとドワンゴの最先端のネットプラットフォームを融合させた新たなビジネスモデルのもとにプラットフォームを強化し、ドワンゴのプラットフォームの更なるユーザー数の増加・広告収入の増加という好循環を生み出すとしている。
また、KADOKAWAの情報取材・編集力とドワンゴのネットプラットフォームにおける情報展開力を活かし、他のマスメディアを補完するネット時代の新しいメディアを構築。
海外においては、既にKADOKAWAが展開している現地拠点やその運営ノウハウと、ドワンゴのネットプラットフォーム等を活用し、新たなビジネスモデルを検討していきたいとしている。
さらに、両社にて強化されるプラットフォームの上で、両社が持つさまざまなコンテンツや販売チャネルを活用し、EC・新広告サービスの拡大を目指す。
KADOKAWAの優れたコンテンツ編集力を活かし、ドワンゴのプラットフォーム上でUser Generated Contentとして創出される多様なコンテンツをプレミアム化し、メディアミックスを含めたKADOKAWAの販売・流通施策を通じて、KADOKAWAにおけるコンテンツ販売事業を最大化していきたいとしている。

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