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ヤフー、『ヤフオク!』の参加資格を「15歳以上」に引下げ。

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ヤフー株式会社は、運営する日本最大級のインターネットオークションサービス「ヤフオク!」にて、これまで「18歳以上」とガイドラインに定めていた参加資格を、5月25日(月)より高校就学が可能となる年齢に達している満15歳以上(※1)に条件付きで引下げることを発表した。

消費者庁の調査(※2)によると、15歳~19歳の約6割がインターネット通販を利用しており、「ヤフオク!」でも未成年のニーズの高まりを
反映させた。また、5月13日(水)にスマートフォンアプリを大幅にリニューアルしたことで、スマートフォンでのインターネット利用に慣れ親しむ若年層にとってもより使いやすくなったタイミングでもあり、参加資格を変更することとなった。
新たに対象となる15歳~17歳のユーザーに対しては、利用に際して以下4つの条件が設けられている。

1.入札・落札のみ
 入札・落札のみ利用可能となり、出品はできない。

2.一部カテゴリの利用制限
法令や社会通念などに基づき、「アダルト」「自動車車体」「不動産」「酒類」「ナイフ、エアガンなど危険商品」のカテゴリ内商品への入札はできない。「アダルト」カテゴリはアクセス自体も制限されている。

3.利用金額の制限
1カ月の利用金額上限を5万円としている(※3)。一回の取引で5万円を超える入札や、落札できた場合に月内の利用金額が5万円を超えることになる入札も不可能となる。なお、月内の利用状況がわかるように、マイオークション画面には合計利用金額・利用可能残額が表示される。

4.保護者の同意取得
ガイドラインを改訂し、入札にあたっては、保護者などの法定代理人の同意を得ることが必要となる。18歳以上も含む未成年ユーザーには、入札決定画面にて保護者の同意取得を促すアラートも強調して掲出される。

「ヤフオク!」では、より安心・安全にサービスを利用できるよう、15歳~17歳のユーザーに向けて、漫画などを用いた“読みたくなる”利用案内ページを設置し、使い方・注意事項などを伝えていくほか、新しいユーザーとのコミュニケーションを大切にし、サービス向上に努めるため、高校生・高専生を対象とした「ヤフオク!ワークショップ」の開催などが検討されている。

※1:中学校在学中のユーザーは対象外。
※2:【出典】消費者意識基本調査 平成25年度実施(平成26年1月調査)
※3:入札を行った日付を元に、各月の合計利用金額が集計される。

 
©2015 Yahoo Japan Corporation

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