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アプリ時代の終焉を示唆?アメリカのスマホユーザー65%がアプリをダウンロードしていないという驚きの調査結果。

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「NDTV GADGETS」は8月23日、comScore Mobilensが行った、アメリカにおけるスマホユーザーの動向に関するレポートを受けて、以下のように報じている。
元記事:http://gadgets.ndtv.com/apps/news/most-smartphone-users-dont-download-any-apps-report-580628

グラフ

スマートフォンのアプリケーションの多くは無料であり、値段が表示されていたとしても、その額は微々たるものであるが、にもかかわらず、ほとんどの人はそれをダウンロードしていないという。

アメリカのインターネットに関する分析とデジタル市場動向の解析を行う「comScore」の報告によれば、アメリカのスマートフォンユーザーがダウンロードするアプリの数は、一ヶ月にゼロであることが明らかになった。
FacebookやGogle、Twitter、WhatsApp、Yahooなど、多くの人のニーズを満たすアプリはすでに搭載されており、多くのアプリは必要としていない傾向。

アメリカのスマホユーザーのうち、1ヶ月にアプリを1つ以上ダウンロードするのは、全体の約1/3に過ぎず、しかもその大部分は1つから3つのアプリである。
「comScore」は2014年6月末までの18ヶ月間に及ぶ追跡データを解析し、その結果をシェアした。

「アメリカの全スマホユーザーの1/3以上は、1ヶ月につき少なくとも1つのアプリをダウンロードする」とレポートは示している。
「この1/3に属する平均的なユーザーは、1ヶ月につき、3つのアプリをダウンロードする。つまり、全スマホユーザーでは、1ヶ月につき平均1をわずかに超える程度ということになる」

アプリのダウンロード総数は、スマホ人口のうちのわずかな層に集中している。
上位7%のユーザーが、1ヶ月のダウンロード数の約半分を稼いでいる、とレポートは続ける。

「すべてのスマホアプリのうち、利用時間の42%を占めているのは、ユーザー個々人が一番頻繁に使用する、たったひとつのアプリなのである」とレポートはいう。
「アプリを利用している4分間のうち3分間は、個人の使用頻度の高い上位4つのアプリのうち1つが起動している」

グラフ2

新しいアプリは生まれては消えていき、ゲームにおいてはとりわけそうであるが、画期的なアプリは、ますますまれなものになっていくだろう、とレポートは付け加えている。

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