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Jストリーム、「音楽ストリーミングサービス」で独自のビジネス展開を可能にする新サービスを提供開始。

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株式会社Jストリーム(マザーズ:4308 代表取締役社長:石松 俊雄、以下Jストリーム)は、9月25日、コンテンツホルダー・コンテンツプロバイダーが独自に「音楽ストリーミング配信サービス」によるビジネス展開を可能にする「SecureCast Plusストリーミング配信オプション」を提供開始したことを発表した。
 

「音楽ストリーミング配信サービス」は、最大手のSpotifyが全世界でユーザー数4000万人を突破するなど世界的に市場が急拡大しており、日本でも今後市場の拡大が予想されている。そのため、本サービスの注目度も高く、サービス提供の前段階ですでに複数のコンテンツホルダー・コンテンツプロバイダーとサービス開始に向けた準備が進行している。

■「SecureCast Plusストリーミング配信オプション」について
「SecureCast Plusストリーミング配信オプション」では、コンテンツのストリーミング配信だけでなく、Android・iOSの両方に対応するWeb(HTML5)ベースの音楽プレイヤーも提供するため、コンテンツホルダー・コンテンツプロバイダーは専用プレイヤーの開発やストリーミング専用設備の新設が不要で、他社のプラットフォームに依存せずに独自の音楽ストリーミング配信サービスを開始できる。
また、短期間での利用も可能なため、期間限定のファンサービスやキャンペーン特典としての音楽ストリーミング配信でも利用できる。

【本サービス導入のメリット】
〇ファン向けサービスやキャンペーン単位でも利用でき、プレイリストも管理画面で簡単に設定できるなど、手軽に音楽ストリーミング配信サービスを実施できる。
〇アプリ開発やテスト、アプリストアへの申請等を削減でき、サービスインまでの準備期間を短縮できる。
〇プレイヤーのカスタマイズ性が高いため、アーティストの世界観やイメージに沿ったプレイヤーでサービスを展開できる。

【音楽プレイヤーの主な搭載機能】
〇Webベースでありながらアプリのような操作性(回数制限付きスキップ機能等)
〇通信が途切れても継続して聴けるキャッシュ機能
〇コンテンツのセキュリティを守る認証連携機能
※iOS8にも対応。

■サービスの提供形態について
本サービスは、同社の音楽・動画コンテンツ配信ASP「SecureCast Plus」のストリーミング配信オプションとして提供する。SecureCast Plusは、スマートフォン向け音楽・動画コンテンツのダウンロード配信ASPサービスであるが、今回のストリーミング配信オプションの追加により、ダウンロード/ストリーミング配信を組みあわせたサービスの提供も可能となる。

■音楽ストリーミング配信サービスについて
デジタル音楽市場は、iTunesなどで好きな楽曲を単曲もしくはアルバム単位でダウンロード購入する「ダウンロードサービス」が長く主流となっていた。しかし、月額固定で聞き放題(サブスクリプション型)が基本の「ストリーミングサービス」が登場し、最大手のSpotifyが全世界で4000万ユーザー、有料会員1000万ユーザーを突破するなど、「ストリーミングサービス」が市場規模を急拡大している。また、Amazon.comが6月にサービスを開始し、ビーツミュージックを買収したアップル、YouTubeも参入を予定しており、音楽配信ビジネスは世界的に大きな変革期を迎えている。

日本のデジタル音楽市場においても、サブスクリプション型の売上が2013年第一四半期と2014年第一四半期の比較で、3.8億円からの15.6億円へと約4倍に急成長し、今後もSpotifyの日本参入などにより更に市場規模が拡大すると予想されている。

※売上実績は一般社団法人日本レコード協会調べ
※記載の会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標。

 
(C) J-Stream Inc.

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