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サイバーエージェント、会員数10万人『Ameba Meister』が「ソーシャルメディア」に関する実態調査を実施。「閲覧することが多いソーシャルメディア」1位はFacebook。

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋)は、女性ソーシャルユーザーのネットワーク『Ameba Meister』において会員数が10万人を突破したことを発表した。(2014年8月末時点)これを記念して、『Ameba Meister』では、20~30代の一般女性500名を対象とした、「ソーシャルメディア」に関する実態調査を行った。

『Ameba Meister』は、ブログをはじめとした、ソーシャルメディアにおける情報発信力の高い女性、約10万人をネットワークした、プレミアム会員組織である。ソーシャルメディアでの発信をきっかけに、プロフェッショナルとしての仕事の機会を提供したり、雑誌・TVをはじめとしたメディア出演の支援を行うなど、インターネットでの発信を通じた女性の活躍をサポートしている。

20~30代女性の「ソーシャルメディア」利用状況
今回の調査では、20~30代の一般女性500名の「ソーシャルメディア」の利用実態の調査を行った。まず、「普段、ソーシャルメディアを閲覧することはありますか?」と聞いたところ、54%が「よくある」、30%が「たまにある」と回答。20~30代女性の8割以上が、普段からソーシャルメディアを閲覧する習慣を持っていることになる。そこで、「閲覧することが多いソーシャルメディア」を複数回答で質問したところ、「Facebook」(63%)、「ブログ」(60%)、「Twitter」(44%)が上位に。また、4位以下には、「Instagram」(19%)、「Google+」(6%)という回答もみられた。

「ソーシャルメディア」が消費行動におよぼす影響
さらに、「ソーシャルメディア上の投稿を見て、企業・店舗の商品やサービスに対する興味・関心が高まったことはありますか?」という質問では、61%と半数以上が「ある」と回答。「具体的に興味・関心が高まるきっかけとなったソーシャルメディア」としては、「ブログ」(59%)がトップになり、以下、「Facebook」(55%)、「Twitter」(35%)と続いている。また、あわせて注目したいのが、単一ではなく、複数のソーシャルメディアから影響を受けている女性が多いという点である。先ほどの質問で、最も回答数の多かった「ブログ」をあげた人をみても、「ブログ」以外のソーシャルメディアを同時にあげている人が58%と約6割にのぼっている。

『ソーシャルパワー女子』の台頭
前述の調査結果の通り、昨今では、単一ではなく複数のソーシャルメディアが女性たちの消費行動に影響をおよぼしている様子がうかがえる。これまで、ソーシャル上での影響力が語られる際には、「アルファブロガー」などの言葉に代表されるように、単一のソーシャルメディアにおける発信力のみが重視されてきた。しかし、近年では、多くの人が複数のソーシャルメディアを情報収集に利用している。また、投稿内容を別のソーシャルメディアに自動反映させるなどの連携が進んだことで、複数のソーシャルメディアで影響力を持つユーザーの数も増加している。「Ameba」では、このように単一のソーシャルメディアのみで高い発信力を持つのではなく、複数のソーシャルメディアにおいて影響力を持つ女性を『ソーシャルパワー女子』と定義し、『Ameba Meister』においても、積極的に『ソーシャルパワー女子』をネットワークしている。

『Ameba Meister』について
日本最大級の『ソーシャルパワー女子』ネットワークである『Ameba Meister』は、ブログ、Twitter、Facebookなど、ソーシャルメディアにおける情報発信力の高い20代~40代の女性、約10万人が集まる会員組織である。ブログ、Twitter、Facebookの3大ソーシャルメディアのPV・フォロワー数・フレンド数について、3つすべてが一定の基準を満たした女性ソーシャルユーザーのみをネットワークしている。また、「Ameba Meister」は複数のソーシャルメディアで影響力を持つという点だけでなく、専門的な情報・知識の発信意欲が高い点も特徴の1つとなっている。

実際に、今回の調査に回答した「一般女性」と、『Ameba Meister』会員では、ソーシャルメディア上での発信力に下記のような差異がある。

▼ブログPV数
・20~30代一般女性(ブログアカウント所有):月間平均「100PV未満」が最多回答(55%)
・「Ameba Meister」会員女性:月間平均「約25,000PV」

▼Twitterフォロワー数
・20~30代一般女性(Twitterアカウント所有):平均「108人」
・「Ameba Meister」会員女性:平均「約500人」

▼Facebook友達数
・20~30代一般女性(Facebookアカウント所有):平均「97人」
・「Ameba Meister」会員女性:平均「約400人」

▼専門的な情報・知識に関する発信意欲の高さ
・20~30代一般女性:
一般のソーシャルメディアユーザーは「専門性」および「発信意欲」が低い傾向に。
ソーシャルメディアにおいて、
「特定の分野における専門的な内容を発信することが多い」…12%
「一般女性が知らない知識・情報を発信したいという気持ちが強い」…17%

・『Ameba Meister』会員女性:
規定基準を満たした女性ソーシャルユーザーの中でも特に専門性・発信力の高い、美容・医療・食・デジタルなど特定分野の専門家や著名人を「公認マイスター」としてネットワーク。また、発信意欲そのものが高く、会員アンケートでも、「ブログを利用する目的」としてトップにあがったのは「情報発信」で、約9割が回答。

考察
まず、「一般女性」と『Ameba Meister』会員では、ソーシャルメディアに投稿をした際、ブログ・Twitter・Facebookのいずれにおいても、「情報がリーチする数」に大きな差異あり。特にブログの月間PV数については「100PV未満」と「約25,000PV」で圧倒的な差があるほか、TwitterおよびFacebookにおけるリーチ数についても約4~5倍もの違いが生じている。

さらにもう1つ注目したいのが、「専門的な情報・知識に関する発信意欲の高さ」である。一般のソーシャルメディアユーザーは「専門性」および「発信意欲」が低い傾向にあるが、『Ameba Meister』会員においては、多くの女性が専門性の高い情報を意欲的に発信。さらに、リアルな場でも特定分野の専門家として活動している会員が多く、全体の2割以上は個人事業主(フリーランス)として仕事をしている。

■「輝く女性を応援!Ameba Meister Award」授賞式
2014年9月26日(金)には、東京・虎ノ門ヒルズにおいて、発信力の高いソーシャルメディアユーザー女性を表彰する「輝く女性を応援!Ameba Meister Award」の授賞式を開催した。同企画は、日本経済の成長戦略の中核と位置づけている「女性が輝く社会」の実現に向けた取り組みとして政府が進める「輝く女性応援会議」に、「Ameba」が賛同して実施した取り組みとなっている。ママとして、ビジネスウーマンとして、様々な分野で活躍し、自身の持つ情報・知識・経験を、ソーシャルメディアを中心にインターネット上で力強く発信をしている女性にフォーカスし、「ママ部門」「ビジネスウーマン部門」「プロフェッショナル部門」の3部門での表彰を行った。

2014年度の受賞者は、下記の3名。

【ママ部門】 momoさん
「キミと一緒に ~momo’s obentou * キャラ弁~」
お子様に向けて作ったキャラ弁の写真や作り方を紹介しているmomoさん。
ブログをきっかけに書籍を出版されるほど、多くのママたちからの支持を集めている。

【ビジネスウーマン部門】 藤原里奈さん
「藤原里奈(株式会社オリーブポップコーン、株式会社長崎の路地裏cafe代表取締役)のブログ」
受賞者の藤原さんは、ゼロからポップコーン専門店を立ち上げた女性起業家。お店を立ち上げてからの奮闘の様子について、日々ソーシャルメディアを通じて発信している。

【プロフェッショナル部門】 Aloha703(アロハナオミ)さん
「NaomiのALOHA★SMILE」
古代ハワイ伝統のロミロミサロンを経営するAloha703(アロハナオミ)さん。
セラピスト・経営者としての情報発信だけでなく、動物愛護の活動も積極的に取り組んでいる。

【調査概要】
・調査対象:20~30代 女性 500名
・調査期間:2014年9月17日(水)~19日(金)
・調査方法:インターネット調査

 

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