KLab、20世紀FOXの人気海外ドラマ『glee』のゲーム開発ライセンスを獲得。
KLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:真田哲弥、以下「KLab」)は、Fox Digital Entertainment, Inc.(本社:アメリカ合衆国 ニューヨーク州、CEO:Keith Rupert Murdoch、以下「FDE社」)とライセンス契約を締結したことを発表した。
本契約により、KLabは人気海外ドラマ『glee(グリー)』の音楽ゲーム(以下「本ゲーム」)をスマートフォン向けに開発し、全世界で配信する。FDE社は20世紀FOXグループのデジタル版権管理会社であり、本ゲームのプロモーションを担当する。本ゲームは『glee』の新作「シーズン6」に合わせて配信となる予定である。
今回のライセンス獲得を通じ、KLabは次の二つを融合させることにより、世界中のユーザーに存分に楽しめる音楽ゲームを目指していくとしている。
●『glee』の世界観とそのキャラクター・楽曲・ストーリー
●KLabが株式会社ブシロードと共同で開発・提供するリズムアクションゲーム
「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」(※1)で培った技術とノウハウ
(※1)「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」はアジア全域でヒットしており、AppStoreトップセールスでは、日本2位、韓国4位、台湾(繁体字)5位、中国(簡体字版)は20位を記録している。
本契約締結を受け、KLabの代表取締役社長CEOである真田哲弥は、「ゲーム化に適したIPとは、単に知名度があるだけではなく、烈々なコアユーザーが存在し、そのコミュニティにリーチできることと、ゲームシステムにマッチしていることが重要だと考えています。『glee』はまさにその条件にマッチした最高の作品だと思っています。 当社は2012年より積極的にゲームのグローバル配信を行うと同時に、世界中で人気のあるIPの獲得に力を入れてきました。世界中で人気のあるIPと言えば、ハリウッドに辿り着きます。この度、そのハリウッドの中でも最大手グループのひとつである20世紀FOXグループ FDE社と契約できたことを喜ばしく思います。今後も、20世紀FOXグループをはじめ、ハリウッドのIPの獲得に力を入れ、世界に通用するゲームを配信してきたいと思います。」と述べている。
また、FDEヴァイスプレジデントオブモバイルのリック・フィリップス氏は、「『glee』というすばらしい世界観が、スマートフォンゲームを通じ今後も長きに渡って世界中の『glee』ファンに楽しんでもらえることを嬉しく思います。KLabとの提携により、登場人物を中心とした音楽ゲームを開発することは理想的であり、非常に楽しみでなりません。」と述べている。
『glee』とは
『glee』とは米国の架空の学校で合唱部を中心に描かれる、人気ミュージック・コメディ・ドラマである。プロのダンサーやミュージシャン、ブロードウェイでの舞台経験などを持つ実力派のキャストたちが、1930年代~90年代のスタンダードから最新のヒットソング、著名なミュージカル・ナンバーなど、毎回幅広いジャンルから名曲をカバーするパフォーマンスが見どころのひとつである。
2009年の放送開始直後より評論家からの称賛と熱狂的な『glee』ファン層を背景に、米国で権威あるゴールデングローブ賞やピーボディ賞、エミー賞を受賞。グラミー賞2部門へのノミネート、プラチナ・アルバム1本とゴールド・アルバム5本に加え、CDの全世界累計販売で1,300万枚を突破。デジタル音楽配信においても5,300万ダウンロードを達成。ふたつのコンサートツアーが完売するなど『glee』のブームは一気に加速し、全米で社会現象を巻き起こした。
日本においても2011年4月からNHK BSプレミアムで放送され話題になった。
FOX Digital Entertainment社について
FOX Digital Entertainment (FDE)は、20世紀FOXグループに於いてモバイルコンテンツやアプリの育成に特化する会社で、新コンセプトに基づくオリジナルビデオ、アプリ、ゲーム、FOXブランドに基づく新商品の開発や制作を行っている。これまで、ANGRY BIRDS™ RIO、ICE AGE VILLAGE™、THE SIMPSONS™ TAPPED OUT、FAMILY GUY: THE QUEST FOR STUFFなど数々の受賞作品を輩出している。
© KLab Inc.
© 2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.