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ヤフー、Yahoo! JAPANビッグデータレポートを公開。Yahoo!地図のデータを用いて、日本全国への到達所要時間を可視化。

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ヤフー株式会社は、「Yahoo!地図」の「ルート探索」機能を活用し、日本全国のルートと到達所要時間の可視化に取り組んだ「Yahoo! JAPANビッグデータレポート‐リニアは日本をどれだけ狭くするのか? 到達所要時間ビジュアライゼーションマップに挑戦」を公開したことを発表した。

「ルート探索」は、日本国内の出発地点と目的地点、移動手段などの条件を指定して探索すると、最適なルートや所要時間、運賃などを案内する機能である。同レポートでは、この「ルート探索」機能と、「○○町○丁目」の粒度で抽出した約19万エリアの地点情報を用いて、特定地域から到達エリアまでのルートおよび到達所要時間の可視化が実現された。

このようなデジタルデータを活用することで、現時点では整備されていない交通手段を可視化することも可能になる。今回は例として、2027年に東京・品川駅と愛知・名古屋駅間に開通予定の「リニア中央新幹線」が国内の移動にどのような影響を及ぼすのかを、データビジュアライゼーション(※)を用いて可視化が行われた。品川駅、名古屋駅間に仮想ルートを設定し、品川駅を出発後3時間で到達が可能なエリアが、現在の交通網と比較されている。そのほかにも、「東京から12時間でどこまで行けるか」が、同様の手法で可視化されている。

「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」は、Yahoo! JAPANに匿名化され蓄積されたさまざまなデータを分析、活用し、今後も世の中の課題解決はもとより、人々の興味関心に応えるレポートを発信するとしている。

※膨大なデータ(ビッグデータ)から導き出された関係性を動画や静止画などで可視化する手法。

<リニア中央新幹線開通前後の「到達所要時間マップ」>

<東京駅から日本全国への「到達所要時間マップ」>

 
©2015 Yahoo Japan Corporation.

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