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メタップスとスペースシフト、 地球上に起きている変化を読み解くシステムの共同研究を開始。

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データ解析と人工知能を活用し、アプリ収益化支援を行う株式会社メタップス(所在地:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 航陽、以下 メタップス)と、超小型衛星を活用した宇宙ビジネス開発を行う株式会社スペースシフト(所在地:東京都港区、代表取締役:金本 成生、以下 スペースシフト)は、10月30日、ビックデータ解析と超小型人工衛星を活用することで、地球上の様々な変化を読み解くシステムの共同研究を開始することを発表した。
 

■リモートセンシングの需要拡大を予想
人工衛星を使った情報分析はリモートセンシングと言われ、これまで、気象や防衛、災害対応、農業など限られた分野でのみ活用されてきた。そのため、現在、世界のリモートセンシング市場規模は2,000~3,000億円、国内では200~300億円程度と見られている。
しかし、従来よりも安価で高性能な超小型衛星が出てきたことで、地球観測技術の開発が急速に進み、取得できる情報も増大することが予想される。そのデータを活かし、今後商用利用が増えてくることで、マーケットの更なる拡大が見込まれている。

■宇宙から地球上の変化を読み解く
一方、ITの本格的な普及によりインターネットが様々なデバイスに繋がり、そこで発生する膨大なデータを解析することで、かつては認識できなかった変化やパターンを認識できるようになっている。さらにデータ量の増大に伴い、機械学習などの手法を用いた人工知能の研究も盛んに行われている。
本研究では、メタップスのビッグデータ解析技術と人工知能、スペースシフトを通じて得られる超小型衛星の知見を融合させ、全く新しい手法での解析を行い、あらゆる変化を読み解くことを目的とする。
本研究の成果は、今後両社が展開を予定している生活支援サービスや、意思決定支援サービスへの活用が期待される。

■スペースシフトについて
宇宙を活用したビジネスのコンサルティングや、近年、開発が進む超小型衛星(重さ100kg以下の人工衛星)を活用したビジネスを展開。米エリジウムスペース社が展開する10cmの超小型衛星を活用した、宇宙葬サービスの日本国内展開を手がけるほか、宇宙イベントの開催や、実際に宇宙に行ったロケットの部品を活用した商品の開発など、その活動は多岐にわたる。

■株式会社メタップスについて
メタップスは、アプリの集客・分析・収益化をワンストップで支援する開発者向けプラットフォームを運営している。データ解析と人工知能を活用して、最適なユーザに最適な広告を配信することでアプリの収益を最大化する。現在、サービスを導入しているアプリは世界12億ダウンロードを超え、約1億人にリーチできる広告ネットワークとなっている。

 
© 2014 Space Shift Inc.
© 2014 Metaps Inc.

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