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Google、世界初3Dマッピング対応タブレット「Project Tango Tablet」を発表!3Dで測定できるカメラ搭載で、開発キットが1024ドル(約10万円)

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Google(グーグル)は5日(現地時間)、奥行きを含めた3Dセンシング(測定)できるカメラを搭載し、3Dマッピングが可能な7インチサイズのAndroidタブレット「Project Tango Tablet」を発表しています。

また、開発者向けにタブレットを含む開発キット「Project Tango Tablet dev kit」を発売し、年内に出荷予定とのこと。価格は1,024ドル(約10万5千円)。

すでに「Project Tango」のスマートフォン「Project Tango Smartphone」は発表されており、開発者向けに提供されていましたが、タブレット版のProject Tango Tabletでは新たにより高性能なGPUを搭載したNVIDIA製「Tegra K1」を搭載し、4GB内蔵メモリー(RAM)や128GB内蔵ストレージを搭載するなど、非常にハイスペックになっています。

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Project TangoはGoogleにおいて先端技術を研究するGoogle ATAP(Advanced Technology And Projects)が行っているプロジェクトで、今年2月に3Dセンシング機能を搭載したスマートフォンと開発キットが発表されました。スマートフォン版 はGoogleが審査した200チームに限り提供されています。

Project Tangoでは背面に3つのカメラを内蔵し、奥行きまで測定できる3Dセンシング機能を搭載。これにより、3次元データとして記録する“3Dマッピング”が行えます。

そのため、Kinectのように動作やジェスチャーを認識でき、スマートフォンやタブレットの新たな使い方が見いだせるのではないかと期待されています。

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背面に搭載された3Dセンシングできるカメラは、メインの4メガピクセルカメラに加え、モーショントラッキングカメラと低解像度RGB/IRカメラの3つで構成されています。

その他の仕様としては、無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.0、4G(LTE)、IR(赤外線)などとなっており、OSにはAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)が採用されています。

記事執筆:memn0ck

出典:エスマックス

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