流出したiPhone 6の画像には、モバイル決済を示すPassbookの新しいアイコンが登場。
9月9日のAppleによるiPhone 6の公式リリースを前に、中国からiPhone 6のものと見られる画像とビデオが流出している。
9to5Macはこのニュースを以下のように報じた。
元記事:http://9to5mac.com/2014/09/06/purported-working-iphone-6-appears-online-shows-new-passbook-icon-depicting-mobile-payments/
中国のブログWeiboのユーザーが、作動中のiPhone 6と思われる写真とビデオをアップロードしている。
映像の中で作動するソフトウェアのようすは、これまでに何度も出てきたAndroidのフェイク画像ではないことがわかる。
特徴的なのは、新しくなったPassbookのアイコンである。最上段に描かれているのはクレジットカードのアイコンだ。
おそらくこれが広く報じられている、Appleがモバイル決済を開始しようとしていることと関連するものだろう。
さらにほかの映像では、このデバイスはiOS 8 (ビルド12A365)で作動していることがわかる。このビルドのOSは、デベロッパーのテストに用いられたものではない。
GM(出荷版)のビルドナンバーかどうかは不明。
このユーザーがアップロードしたビデオはアップロードし直されたもの。というのも直接アクセスしにくかった、ということだが、このリークが合法かどうかが主な原因と思われる。パスコードの画面からホームスクリーンへの移行がスムーズであることに注目してほしい。
中国製のクローン品なら、iOSのスムーズな動きをこれほどまでに忠実に模倣することはできない。
これらの写真をただちにうのみにすることはできないが、ビデオの方は疑わしいところが見受けられない。
アイコンやアニメーションはApple公式のiOS 8の動きに忠実で、Androidクローンによる模造品ではかならず見受けられるようなものとはちがっている。
これが、これまでの中国製模造品にはなかったような、細部まで綿密に作り上げられた良くできたフェイク品か、本物のどちらかにちがいないだろう。
大きくなった4.7インチのディスプレイを除けば、新しいPassbookのアイコンを別にすれば、それ以外のOSはほとんど変更がないように思える。
AppleからのiPhone 6に関する公式発表は、9月9日火曜日のスペシャル・イベントにて出される。
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