VOYAGE GROUP、メディア事業に特化した『Media Accelerating Fund』を開始。日本のメディアの育成と発展のエコシステム創造を目指す。
株式会社VOYAGE GROUP(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:宇佐美 進典)は、2015年1月21日、今後トラフィックが大きく伸びる可能性のあるメディアやアプリ開発を行う企業および個人デベロッパーを対象に、開発資金やプロモーション費用などを支援する「Media Accelerating Fund」(通称:MAF「マフ」)を開始したことを発表した(※1)。
同ファンドは、VOYAGE GROUPのアドテクノロジー事業の担当役員である古谷 和幸が統括責任者に就任する。「Media Accelerating Fund」では、メディアやアプリ開発を行う企業および個人デベロッパーの早期立ち上げ支援を行うことで、日本国内におけるメディアの育成と発展のエコシステムの創造に貢献していくとしている。
同社では、主力事業の一つであるアドテクノロジー事業において、SSP「Fluct」(※2)と、スマートフォンに特化したクリック課金型のアドネットワーク「Zucks AdNetwork」(※3)を通じて、メディアの収益最大化支援やメディア/アプリの広告配信支援を行っている。その中で、素晴らしいコンテンツやサービスの企画があっても、十分な開発費用やプロモーション費用がないため、サービスをスピーディーに拡大できないという企業および個人デベロッパーからの相談もあり、収益化支援や広告配信支援のみでは対応が難しいケースも増えてきている。
そこで、今後大きく伸びる可能性のあるメディア/アプリ開発を行う企業および個人デベロッパーを対象に、総額5億円のファンド枠を設定し、開発資金や開発資金やプロモーション費用などを支援する「Media Accelerating Fund」が開始された。第一弾として、以下3社への支援を行っている。
【「Media Accelerating Fund」詳細】
■統括責任者:古谷 和幸(株式会社VOYAGE GROUP アドテクノロジー事業 担当役員)
■ファンド総額:5億円(予定)
・開発資金:1件当たり最大1000万円を資金提供
・プロモーション費用:1件当たり最大2000万円を資金提供
・出資:1件当たり最大3000万円まで
■第一弾支援企業:株式会社Amazia/グッディア株式会社/株式会社LL
(※1)実際にファンドを組成するわけではない。VOYAGE GROUP本体からの開発費支援やVOYAGE GROUP及び関連会社が運営するメディアやアドネットワークなどでの無償プロモーション、株式会社VOYAGE VENTURESからの投資の総額を「ファンド」として称している。
(※2)SSP:Supply-Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)。メディアの広告収益を最大化させる仕組み。
(※3) Zucks AdNetwork
© VOYAGE GROUP, Inc.